今回は、世界ジュニア選手権の結果と考察について書いていきたいと思います。
以前に、本田真凛選手、白岩優奈選手、坂本花織選手、アリーナ・ザギトワ選手、ポリーナツルスカヤ選手、スタニスラワ・コンスタンチノワ選手について、優勝候補として書いてきましたが、この6人の結果はどうなったのでしょうか?
それでは、結果を見ていきましょう。
2017年世界ジュニア選手権 ショートプログラムの結果
1位 アリーナ・ザギトワ 70.58
文句なしの圧倒的な演技で1位。
得点、70.58で、明日のフリーでも圧巻の演技で優勝を狙います。
2位 本田真凛 68.35
見事なノーミスの演技、ジャンプ構成は、3F3T、後半3LO2A。
点数は、68.25で、パーソナルベストで2位につけます。
明日のフリースケーティングでの逆転に期待。
3位 坂本花織 67.78
ノーミスの演技、ジャンプ構成は、3Lo、後半3F+3T、2A。本人も大喜びのパーソナルベストで、得点67.78 で、3位につける。
フリースケーティングでの逆転に期待。
4位 イム・ウンス 64.78
5位 白岩優奈 62.96
ノーミスの演技、ジャンプ構成は、3Lz+3T、後半3LO、2A。
パーソナルベストで、得点62.96。
明日のフリーで表彰台を狙う。
6位 スタニスラワ・コンスタンチノワ 58.90
11位 ポリーナ・ツルスカヤ 54.30
2017世界ジュニア選手権フリースケーティング結果
1位 アリーナ・ザギトワ 138.02
(技術点:75.81 演技構成点:62.21 減点:0)
ジャンプを全て後半に持ってくる演技構成で、見事、フリースケーティングでも1位になりました。
2位 本田真凛 133.26
(技術点:70.68 演技構成点:62.58 減点:0)
ステップはレベル4を獲得。ノーミスの演技で、パーソナルベストとなり、順位は2位に、
3位 坂本花織 127.76
(技術点:67.7 演技構成点:60.06 減点:0)
最終滑走で、プレッシャーがかる中でノーミスの演技。パーソナルベストで3位に。
4位 イム・ウンス
5位 白岩優奈 111.42
(技術点:57.17 演技構成点:55.25 減点:1)
後半のルッツで転倒。回転不足もあり、自己ベストには届かず。
6位 スタニスラワ・コンスタンチノワ 103.94(技術点:49.81 演技構成点:54.13 減点:0)
ジャンプの抜けが悪く、得点が伸びなかった。
9位 ポリーナ・ツルスカヤ 101.61
(技術点:48.35 演技構成点:53.26 減点:0)
全体的にスピードもなく、抜けの悪さから得点が伸びなかった。
2017世界ジュニア選手権 最終結果
1位 アリーナ・ザギトワ 208.60
ジュニアクラスで自身の持つ世界記録を更新。
208.60 で圧巻の優勝。
2位 本田真凛 201.61
日本のジュニアクラスで初の200点越えを達成するが、惜しくも2位に終わる。
シニアでの活躍に期待しましょう。
3位 坂本花織 195.54
プレッシャーのかかる最終演技でのノーミスの演技で、表彰台に乗ることがてきました。
4位 キム・ウンス 180.81
5位 白岩優奈 174.38
6位 スタニスラワ・コンスタンチノワ 162.84
10位 ポリーナ・ツルスカヤ 155.91
まとめ
今回行われた、2017年世界ジュニア選手権では評判通り、ロシアと日本で表彰台を争う結果となりました。
結果はアリーナ・ザギトワ選手が優勝、本田真凛選手が2位、坂本花織選手が3位、白岩優奈選手が5位、スタニスラワ・コンスタンチノワ選手が6位、ポリーナ・ツルスカヤ選手が10位となり、日本は、来年の世界ジュニア選手権の枠を3枠得る事ができました。
今回惜しくも2位に終わった本田真凛選手は、大会後のインタビューで「結果はともかく、やるべき事は全て出来たと思います。ただ応援してくれたみなさんに申し訳ない気持ちもあります」とおっしゃっていました。
2位という結果が相当悔しかったんだと思います。
この負けん気さえあれば、いずれシニアの世界でも優勝出来ると思います。
これからの本田真凛選手、坂本花織選手、白岩優奈の活躍を心から期待しています。
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